
大熊光男(おおくまみつお)
東京生まれ。'87年より建築設計の業界から、ペーパーイラストレーターとしてフリーに。大胆なデフォルメで存在感のある完全立体のクラフトを中心に制作。車やバイクなどのメカニックなものや、ファンタジックな建物等を得意とし、オリジナルのレトロなロボットキャラクターを多数発表。設計図無しに、いきなり作り出すのが自慢。等身大の人物から手のひらサイズの動物ものまで、ボリューム感だけでなく優しいフォルムと質感を大事に制作している。ペーパークラフトキットのデザイン制作や雑誌、本などの表紙を多数制作。TVチャンピオン(テレビ東京)で第4~6回「ペーパークラフト王選手権」で連続優勝し、見事殿堂入りを果たす。全国各地で原画作品の展示会を開催。トークショーや作品の販売、ペーパークラフト体験教室も同時に開催している。著書に、自ら編み出した大熊流ペーパークラフトテクニックを図判豊富に解説した「カミワザペーパークラフト」(講談社刊)がある。
酒井志保(さかいしほ)
山形生まれ。グラフィックデザイナーを経験後、'90年より粘土とペーパークラフトを組み合せた立体イラストレーターとしてフリーに。 その後、素材を紙にしぼり、パーツのエッジに丸みを付けて貼り重ねる、半立体の独自の作風、「くるりん技法」を確立。立体では表現しきれない繊細な作り込みで、キャラクターは表情豊かに、そして優しい温かみを感じさせる風合いが特徴。紙や道具にこだわりがあり、様々なテクスチャーや色の紙を使いわけ、道具を工夫しての技法は多彩である。出版や広告関係を中心に、広報誌や雑誌の表紙等多数制作。動物キャラクターや季節の風物詩、花や料理ものなどを得意とする。子供から大人まで対象は幅広く、落ち着いた清雅なイメージの白系クラフトや、切り絵風タッチの物語の挿絵なども手掛ける。企業やゲームなど既存のキャラクターをペーパーで表現することでは定評がある。お店にて、「ペーパークラフト教室」を主宰。








